■ ID
| 1150 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| 道路周辺のアンモニア・窒素酸化物濃度への自動車排出ガスの影響
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■ 著者
| 松本利恵
埼玉県環境科学国際センター 米持真一
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実
埼玉県環境科学国際センター 坂本和彦
埼玉大学大学院
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■ 出版元
| (社)国際環境研究協会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 地球環境、Vol.15、No.2、103-110、2010 |
■ 抄録・要旨
| 窒素酸化物は大都市などにおける主要な大気汚染物質であり、改善傾向を示しているものの自動車からの影響は依然として大きい。さらに、ガソリン車に装着されている排出ガス処理装置の三元触媒により副生成物としてアンモニアが生成し排出されている。自動車排出ガスに含まれる窒素酸化物とアンモニアの環境濃度への影響を明らかにするため、埼玉県内の幹線道路沿道、市街地、農業地域、山地の6地点で1年間継続して濃度測定を行った。さらに、幹線道路周辺地域において濃度分布調査を実施した。その結果、幹線道路沿道では、窒素酸化物だけではなくアンモニアについても高濃度となっていることが確認され、幹線道路周辺地域の濃度分布(距離減衰)も類似していたことから、幹線道路周辺地域におけるアンモニアの環境濃度に対する自動車排出ガスの影響が明らかとなった。
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